日記

40代独男、転落の軌跡

3月15日(火)

◯6時起床、17時退社。

◯帰宅途中、ドラッグストアの店頭目玉商品でパイの実が80円で売っていたので2個買う。

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パイの実。子供の頃、「お菓子は300円まで」の遠足お菓子ドラフト会議で定価150円という価格は高額で(当時特売にはならない商品だったと思う)、貴重な予算の半分をそれで埋めるのは愚策であり、弁当箱の次に面積を取るであろう外箱の大きさも指名(購入)に至らない理由のひとつだった。女子の中にはその辺りを気にせず4番に据えている子もいたが、どんなに高くても50円を上限に基本10円駄菓子で質より量のチームを構成する自分は、それを鼻で笑っていた。

◯質より量。そう、パイの実の質が高いことは「ひとつあげる」となんの見返り(交換)を求めず一粒を分け与えてくれたザビエル的な女子により、我が駄菓子島にも伝来していた。しかし、中高と小遣いの額が上がっても、パイの実を買うことはなかった。

◯だからだろうか。パイの実、子供の頃に買えなかった(買わなかった)反動で、安売りしてるとつい買ってしまうのであった。