日記

40代独男、転落の軌跡

1月7日(日)

◯5時起床、休日。

◯夕方から仕事関係者の通夜に参列。若い頃は焼香を位牌に投げつける信長的な気質だった自分も大人というかオッサンになり、右へ倣(なら)えのはみ出さない人間になった。とはいえ心の中から信長が消えたわけではないので、終始それが出ないようにするのにほとほと疲れた。

◯人は必ず死ぬ。騒ぐほどのことはない。その始末に金をかける意味がわからない。

◯神仏、悪魔呪いの類は一切信じない。それなのに帰宅後、お清め塩を使うのは矛盾するのでそのままゴミ箱へ。シャワーを浴びて酒を飲み、気づけば寝落ち。目を覚まし時計を見ると丑三つ時、2時22分。枕元のiPadの黒い画面に反射して映った自分の顔の脇を何やら黒い影が通り過ぎた。信心深い人はそれに何かを思うのだろう。自分としてはどうでもいいのだが、せっかく今回の通夜のためにAmazonで数珠を買ったので、織田無道の真似をしながら「エイ、エイ」と除霊の真似事をしてみた。

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◯なぜ葬儀の後、家に入る前に身体に塩を撒くのか、その起源は、理由は、宗派によっては必要ないのは本当か、キリスト教の葬儀の後にも必要か、悪魔にも効くのか。皆さんそういうことを知った上でお清め塩、やってるんですよね?