日記

40代独男、転落の軌跡

12月11日(月)

◯4時起床、有給休暇、平日休み。

◯翌日火曜日も有給休暇、土日と合わせると4連休になるが、やりたいことも行きたい場所もない。何か美味しいものでもという食欲があれば出かける理由になるのだが、高いものを食べて美味しいのは当たり前、交通費を使って安いものを食べに行くのは本末転倒という流れで思考停止。夕方、散歩に出た以外は部屋で過ごす。

アドラー心理学。人は誰もが同じ世界に生きているのではなく、自分が「意味づけ」した世界に生きているという考え方。

◯44年生きてきて、我が人生に特に意味はないと悟ることしばしば。それが不幸かと問われれば、どっこいそうではない。とりあえず今は食うに困らない生活が出来ている。働きたくないとか、いい女を抱きたいとか、人並みの欲望はあるが、アンケートがあれば「どちらかといえば幸せ」に丸をつけることができる毎日。一方、世界情勢という大きなものから、仕事、人間関係のストレス、老後はどうなるのかなどの個人的な不平不満、不安は尽きない。何より一番最後には「死」が待っている。死ぬこと自体が怖いのではない。どうやって死ぬのかが怖い。自らの意思など関係なく生かされる状況や、恐怖に支配された果てに死ぬことなど、それまでの人生がどれだけ充実したものであっても絶対に避けたい死に様。そう考えると、今幸せだと思えるうちに、苦しまずに死ねればそれはアリなのではないだろうか。しかし決断し実行する勇気はない。明日からも見て見ぬふりをして、ダラダラと時間を使い潰すんだろう。これが俺の人生の意味づけ。

◯クソッタレ人生。