日記

40代独男、転落の軌跡

2月27日(木)

◯6時起床、17時退社。

◯株。新型コロナのお陰様で新車が買えるぐらいの含み損。定期的に買ってるとこは継続、個別で持ってるとこは配当と優待をもらって何年か放置コースか。

◯晩飯。唐揚げ。

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◯辛い毎日をインターネットの中の水着のねぇちゃんで支える毎日だ。「引き寄せの法則」なんてのが本当なら、俺の部屋はハーレムになっていて当然なのに、そんな気配は微塵もない。

なんでも知りすぎることは良くない。ビコーズ、知る前の世界には戻れないのだから。顔よし、スタイルよし、それに加えて水着もOKなんて女がこの世にいることを知らなければ、村一番のべっぴんといわれるおかちめんこと幸せに暮らすことだって出来たはずだ。

漫画「ちびまる子ちゃん」の中で、家族で高級レストランに行く話がある。初めての経験にたじろぐ一家の隣のテーブルで不細工なカップルが見つめ合い2人の世界に浸っている。食べているのはコース料理ではなく「洋風弁当」。まる子にそれを指摘された男は「なんで俺はこんな高級な店に来て洋風弁当なんて頼んでしまったんだ」と後悔する。

知らなければ良かった。知らなければ幸せだった。

水着のねぇちゃんは「はじめは恥ずかしかったんですけど、スタッフの皆さんがいい雰囲気を作ってくれて、楽しく撮影が出来ました」とガウンの下に谷間を覗かせて笑顔でインタビューに答える。コメント欄には「※この後、スタッフが美味しくいただきました」という便所の落書きがしてある。

僕は何を思えばいいんだろ〜♪

僕は何を思えばいいんだろう〜♪

こんな夜は君に会いたくて〜♪

君に会いたくて〜♪

会いたくて〜♪

ところで、君って誰だっけ?

最近。うちの息子は水着のねぇちゃんよりも、ちゃんと服を着ててもエロさが溢れ出す女性のほうが好きなようです。

そんな自分を知りたくなかった。