日記

40代独男、転落の軌跡

2月21日(金)

◯4時起床、有給休暇、平日休み、5連休の2日目。

◯せっかくの平日休み、せっかくの5連休だというのに夕方まで部屋でゴロゴロ。録画放置になっていた「映像研には手を出すな!」を全部観て、夕方、久しぶりに高円寺周辺を散歩して、本屋でサブカル系の雑誌を立ち読みしながら「そういえば俺は漫画家になりたくて東京に来たんだよな」と思い出しなんか笑えた。

◯漫画家になるために専門学校という考えはなく、とりあえず親を説得するためにアニメの専門学校に行った。卒業後、アニメ会社に動画マンとして入り、半年で辞めた。それからバイトをしながら漫画やイラストを描いて出版社に持ち込みをした。いつしかバイトが中心の生活になり、絵なんか書かなくなって10年の月日が過ぎた。

◯才能なんてないことは上京する前からわかっていた。ただ三流大学に進学したくなかったし、高卒で普通の仕事はしたくなかった。「夢」という言葉を盾に現実から逃げた。

イチロー曰く。頑張れば取れるかもしれないボールを全力で取りに行くことは意味がある。俺は10年以上、打ち上がってもいないボールを追いかけていた。