日記

40代独男、転落の軌跡

12月6日(日)

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 12月6日日曜日、休日、冬晴れ、4時起床。今日も予定はない。軽めのランニングをしてシャワーを浴び、どこかへ出かけようとおもったが、連日の外出と昨日の偶然の再会で足が重く、結局昼過ぎまで動くことができなかった。それでも夕方前には外に出て、神楽坂辺りをふらふら彷徨った。
 
 なぜ自分は外に出るのか?
 
 許されるなら自分は部屋から一歩も出たくない。引きこもっていたい。ではなぜ出るか。
 
 狭い部屋で篭っていると鬱になると何かで読んだことがある。鬱対策というのは一つの理由だ。でも、もっと大きな理由として、自分は事件を求めている。別にそれは刑事ドラマに出てくる事件とか交通事故とか、そんな大それたものではなく、出会いという事件だ。頭に「運命的な」なんてのが付いていればなおのこといいと思っている。
 
 犬も歩けば棒に当たるというが、まだまだ若いつもりの37歳独身男が歩いていても棒にすら当たらない。それどころか目的地がなければどこにも辿り着かない。いや、目的地はなくても目的はあるじゃないか。ほら、前から歩いてくる女の子、あの子に声をかけろ、ほら、あっちもこっちを意識して髪をかきあげた、ほら、声をかけろ、かけろよ、、、
 
 どんな綺麗ごとを言っても、結局自分はセックスがしたいだけだ。そのくせ風俗に行く勇気はない。この年になっても自慰行為のあとの罪悪感、喪失感みたいなものから抜け出せない。猿以下だ。自分と寝なかった女は自分のこのガキの部分を嫌ったんだろう。
 
 歩きながら瞑想をするつもりが思考の迷走が始まり自己嫌悪するのは毎度のことだ。
 
 こんな奴、愛されるわけがない。