日記

40代独男、転落の軌跡

5月21日(日)

◯6時起床、休日。

◯朝から夕方まで部屋で読書。東京駅周辺を散歩。

◯今日の本。村上春樹「街とその不確かな壁」。村上春樹作品を読み終えた後、いつも思うのだが、この原稿を新人作家が出版社に持ち込んだら、果たして「良い作品」として評価されるのだろうか。今回は普通の独身男がセックスしまくる話ではなかったが、相変わらずの意味がない言葉の繰り返しに、文字に「、」を打って意味ありげにする手法、比喩表現なのかもわからない何かをすると世界が変わってしまい2度と戻ることは出来ないという煽り。よくもまぁ、こんな意味のない(少なくとも自分はそう感じる)話をこれだけつらつらと書けるものだと思う。そして何よりそれに懲りずに読者(自分)もよく読むものだと思う。

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