自分の恋愛必勝パターンは「あくまで下から」だ。
いきなり下腹部を攻めるというエロい意味ではなく、精神的に下手(したて)に出るという意味だ。
思春期からずっとやっている方法で、とりあえず第一関門は簡単に突破できた。つまり連絡先を聞き出したり、二人で食事や飲みに行くというのはお手の物だった。
だった。
そう、過去形。
なぜかというと、男も35になると恋愛に求められるものが違ってくる。
経験とか余裕とか金とか。
だから若いころの打率10割の方法をとっても断られることもある。
しかししかしである。
自分にはもう一つ「断ったことに少し罪悪感を感じさせる」というメール術も得意としていた。
いた。
そう、これもやっぱり過去形。
今やったら結果がどうなるかという実験の意味を込めて、昨日食事に誘って断られたとある若い娘にそのメールを送ってみた。結果や如何に!?
と思っていたらソッコー返信がきた(笑)
まだまだこのメールは現役のようである。
もっともここから先は相手に対し、好きだ、付き合いたいという好意、もしくはヤりたいという欲望がなければうまくいかないので放置するんだけど。
あーあ、駆け引きとか抜きに自分が狂ってしまうぐらいの女性に会いたいもんだ。