◯6時起床、有給休暇、平日休み、5連休の5日目、東北にある実家から都内自宅へ鈍行列車を乗り継ぎ戻るの巻。
◯8時前に実家を出る。帰省(集団生活)をするメリットは、堕落する家族を見て「こうはなるまい」と、日々の己の生活態度を改めてられるところか。
◯14時過ぎに都内自宅到着。雨に濡れた身体を温めるため風呂に入ったら何もする気にならなくなり、そのまま部屋でゴロゴロ。結局堕落。
◯月初恒例の資産集計。今月はアメリカ、日本ともに下げの流れ。帰省で親にお小遣いあげたりもあり百万円ほどのマイナス。
◯6時起床、祝日、昭和の日、5連休の3日目、東北にある実家へ帰省中。
◯帰省すると高確率で連れて行かれる場所がある。それは墓地、墓参り。俺は死後の世界はない派で、命を繋いでくれた先人に感謝しているが戒名墓石不要派。とはいえそれをある、大切だという人を否定はしない。ということで、今回は母方の先祖代々の墓掃除に付き合う。
◯車で長時間の移動後、父母兄と俺の4人がかりで30分の墓掃除。意味を考えると心の中の信長が暴れ出すので仏教でいうところの作務として無心で草をむしる。とはいえ脳裏をよぎる「草花にも命あるのでは?」という疑問。比較的新しいメインの墓石はいいが、風化してもはや墓石なのか漬物石なのかわからないやつは草に覆われ苔も生えていい感じなのだからそのまま自然に還してやればいいのにと思う。
◯人間死んだら終わりだ。土に還る。ただそれだけ。
◯6時起床、休日、5連休の2日目、東北にある実家へ帰省中。
◯高校卒業まで過ごした町に帰ってきたとて相変わらず会いたい友もなく、行きたい場所もなし。兄の運転する車で駅前のスーパーに行き、母の買い物の荷物持ち。
◯若い、おそらく18、9の男女が夕飯の食材を買っている。物価高騰、安月給ではカゴに入れる商品も厳選しなければならない。二人で話し合いながら商品を手に取る。自分も若い頃、惚れた女とままごとのように暮らしたこともあった。金はないけどポケットは幸せでいっぱいだったあの頃。と、じじくさい哀愁に堕ちそうになったが、あの二人の実家は金持ちで何不自由ない新婚生活なのかもしれないし、今の俺はどんなに愛があっても金がなければ立ち行かないのが人生ということを知っている。心の中のボブディランも歌ってる。あの頃のボクより今のほうがずっと若いさ。
◯今日は母の誕生日。あと何回おめでとうと言えるか。
◯6時起床、休日、5連休の1日目。
◯火曜、水曜と有給休暇で、土日祝日合わせて5連休。やることもないので親孝行、東北にある実家へ鈍行列車を乗り継ぎ帰る。
◯8時半過ぎ都内自宅を出発し、11時過ぎに宇都宮駅到着。フードコートにある満天屋宇都宮駅パセオ店で餃子タンメン味噌を食べる。
◯12時過ぎに宇都宮駅出発。16時過ぎ実家最寄駅まであと少しの駅到着。乗り継ぎの電車を待つのが面倒だったので、そこから歩いて帰る。18歳までチャリンコで駆け抜けた道を40を過ぎたボクがテクテク歩くノスタルジー。
◯この町で生まれ育ち、学び働き産み育て、一生をこの町で完結する人もいるのだろう。それが悪いこととは思わないが、なぜ自分にそれが選択出来なかったのかとは思う。幸せとは何か。我現在行方不明中。