日記

40代独男、転落の軌跡

11月6日(月)

 タイトルを変え、ブログを一新することにした。記事に意味深なタイトルつけてヒット数が伸びても何が起こるわけでもないし、変に検索にひっかからないほうが日々の生活について書きやすいというのがその理由だ。

 「なら非公開にするか、ノートでも買って独りでそこに書いてろ」と我ながら思うが、パンドラの箱にもケシ粒ほどの希望が残されていたわけだし、このブログにもすずめの涙ほどの愛を残しておくことにした。

 「ゆず」が路上ライブからメジャーデビューを果たした後、二匹目のドジョウよろしく路上ミュージシャンがどこかしこに現れたが、そのほとんどはその彼岸に届かず溺れて死んでいった。ネットの世界も同じで、ブロガーやらユーチューバーやらで稼いでいる人を見て真似したところで食っていくことは難しい。

 リアルにしてもネットにしても、可愛い顔した女の子でもない限り、必要なのは行動だ。待っていても何も始まらない。

 なんか脈絡のない文章になっているが、このネットの樹海に置いたパン屑を辿って誰かが追って来てくれると信じている。まあ、どうせ寄ってくるのはいつもの如く黒いカラスしかいないんだろうけど。

10月29日(日)

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『最近自分で自分がわけわからんのです』

野狐禅の「山手線」の歌詞のように、最近どころかずっと、ここ何年も自分で自分が何をしたいのかわからない。

今、自分は出張先のビジネスホテルでこれを書いている。予定を1日繰り上げて来たので夜は外で一杯やろうかなどと考えていたのに急に冷めてしまい、コンビニでアルコールを買って引きこもったわけだ。

この「冷め」の原因は明らかに経験からくるものであり、「どうせ期待しているようなことは起こらない」という諦めに他ならない。

何を期待しているかといえば、可愛い子との出会いであったり、そんな可愛い子との一夜限りの関係なのだが、出張先で可愛い子と知り合っても先がないし、風俗にも行けない自分が一夜限りの相手と何ができるというのか。

こう書いてみると自分のことがよくわかっているように思えなくもないが、明日の朝には「なぜ行動しなかった?」と今日の自分を責める自分がいる。そしてこれは出張先という特別な環境がそうさせているわけではなく、毎週日曜日の夜には週末に行動しなかった自分を「なぜ行動しなかった?」と責める自分がいるのだ。

自分で自分がわからないのは性欲の部分だけではない。お金もそう。

幸いなことにそれなりの収入はある。でも一人の食事や一人で過ごす余暇、旅行に対してお金を使うと無駄遣いをしている気がして何となく楽しめない自分がいる。とはいえどこかに出かけていつもと同じ食事をすれば「なぜこんなところにまで来てどこでも食べられるものを食べているんだ?」と自分を責める自分がいる。

こんなことを何年も繰り返している。昔からその気質はあったのだろうが、その傾向が強くなったのは10年以上付き合った彼女と別れだった。

ずっと全てを理解し肯定してくれていると思っていた人からのNOは、自分の羅針盤を確実に狂わせた。

彼女に責めを負う気はないが、これからもし誰かを好きになっても、何となく一歩引いたような付き合い方をすることになる気がしてならない。そんな愛なら独りぼっちでいいかと思ったりするけど、やっぱり独りぼっちは寂しいと震える夜もある。本当に自分で自分がわけわからない。

ただ、わかっているのは、「そんなくだらないこと考えてないで一緒にお風呂入ろう」と言ってくれる女性が現れれば全てどうでもよくなるということだけだ。

7月14日(金)

◯5時起床、17時退社。なんとなく朝ごはんを食べてから出勤。だからどうした。

◯帰りに噂(?)のワンコインうな丼を食べに行った。瓶ビールとアジフライのセットで980円。どう注いでも泡だらけになったのはラガーだからか? アジフライはうな丼より先に持ってきて欲しかった。うな丼は、牛丼屋でワンコインで出されるやつは食べたことないから比べられないけど、小さいが肉厚で普通に美味しかった。ちなみにタレかけ放題。

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◯金はあるんだから、老舗のうなぎ食べたり、もしくは安物食べてることは隠してリア充装えば、お友達も増えるのかもね。

◯投資順調。でもまだまだやる。ガンガンやる。

◯決して強がりではなく、煩わしい人間関係の中にいるより、独りで死んでいくほうがよっぽどマシだと思って生きている。

◯「おーい、どこ見てるの〜」と虚空に向けた視点に手を振られ「君って時々そうやって遠くを見つめて考え事してるね。何考えてるの?」と言われることがあるが、それは目の前のあなたに興味がなく、何で自分はこの人とこんなところにいるんだろうと考えているんだということに、早く気づいてほしい。

7月13日(木)

◯6時起床、17時退社。尻ぬぐい。

◯また牛丼を食べてしまった。

◯また簡易書留を受け取れなかった。受け取れなかったのは仕方ないとして「当時の再配達受付は18時まで」と「郵便局窓口での受取は翌日以降」というのはなんとかしてほしい。頼むよ、郵便局。

7月12日(水)

◯6時起床、17時退社。疲れているときや忙しいときに人間の本質が出る。だからあなたは嫌われる。

◯帰りの電車を待つホームで、ピンクスカートの可愛い子がいた。どうせ終わってる人生、玉砕覚悟で声をかけようかと思ったが、結局悶絶するだけで何もできなかった。TPOに恵まれない。残念無念。

◯光と影があるならば、自分を見て悶絶している女子もいるはずだ。でもふたつの平行線が交わることは一生、ない。