余命46年

30代独男、転落の軌跡

7月28日(火)

◯平和に1日を過ごした。彼女がいない以外は現状「こんなもんだろ」という感じ。夢とか野心とか、どこにいってしまったのか?

◯何かに投資しなくてはならない。このまま無難に棺桶まで行ける保証はないからだ。

◯ふと、昔のバイト先の店長だった男を思い出した。自分よりひとつ年下で、大学を出て全国チェーンの小売店に入り、30手前でエリア店長という肩書きをもらった男のことだ。まぁ、ブラック的な企業だが、残業代は出ていたし、住宅手当もあっただろうから、収入的には同年代と比べて良いほうだっただろう。クリーニングされたワイシャツにちょっといい生地のスーツ、本革イタリア製の革靴。青いデカい自家用車。顔は横浜あたりで8番レフト程度だから彼女はいない。健全な肉体に健全な魂が宿るとはよくいったもので、例外なく性格はゲロで、パートのおばちゃんからは当たり前に嫌われていた。そんな彼の楽しみは食事と風俗。新店の搬入でホテル宿泊ともなればその土地の女を抱く。こうやって書いていても反吐の出るクソ野郎だった。おそらく彼はそのまま勤めていても本社勤務にはなれず、下から突き上げてくる若い人間に追いやられることだろう。元気にしてますか、S店長。