日記

40代独男、転落の軌跡

6月4日(木)

◯現在の時刻は20時半前。この文章はマクドナルドでヨーグルトシェイクを飲みながら書いている。目の前には可哀想なぐらい醜い女子中学生(女子高生?)ふたりが、何がそんなに楽しいのか、ゲラゲラと笑いながらポテトを食べている。さっきまでイヤホンから流れるクラシック音楽のボリュームを上げ、図書館で借りた坂口恭平『現実脱出論』を読んでいたが、全く頭に入ってこなかった。それは目の前のアヒルたちがうるさったからとかではなく、本の中身に説得力というか、ある意味タイトルの通り、現実感がないからだけど。やはり哲学は、語るべき人が語らないとダメなんだと思う。もっともその語るべき人を語るべき人かどうかを判断するのは聞くこちら側なので、つまり自分にとってこの人はそうでない人と判断しているということなんだけど。