日記

40代独男、転落の軌跡

4月29日(日)

◯4時起床、休日、3連休の2日目。

◯7時過ぎ、赤坂見附のガストへ。隣に中国人のグループが座って、気分は北京の朝。

◯11時、友人と葛飾区四つ木待ち合わせ。キャプテン翼像を巡礼。

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◯14時過ぎ、月島へ移動、もんじゃで一杯。明らかに店側の火力設定ミスで真っ黒焦げ。久しぶりに頭にきて、すぐに店を出た。

◯16時、最寄駅近くまで戻り、焼き鳥で一杯。店員の名前が中学の時、俺を好きだと言ってくれた同級生と同じ名前だった。あの子は元気だろうか? 俺はとりあえず生きている。そしてたぶん、もう少し生きる。

4月28日(土)

◯5時起床、休日、3連休の1日目。3連休だということを忘れていたので得した気分。

◯8時過ぎ、身支度を整え外出。福岡出張の際、頼まれていたのに買い忘れた「博多なかなか」を買いに、東京駅構内、グランスタにある「はせがわ酒店」へ。40グラムのやつはなかったので、20グラムのやつを2つ購入。

YouTubeで「岡田斗司夫 本当は10倍怖い『火垂るの墓』」を観た。課金しようか迷うぐらい「なぜ清田は節子が見ていないときしか観客を見れないのか?」の部分が気になった。こんな時、一緒に考えてくれる文化的な友人が周りにおらず、本当に悲しい。

◯夜、友人と酒。いつも行く焼き鳥屋が満席で、「チューハイ100円」の貼り紙に釣られて路地裏の中華居酒屋へ。フジテレビのノンフィクションで取り上げられそうな、太った中国人の若い男が一人で切り盛りする、客のいない店だった。たぶん遅かれ早かれ潰れるだろう。

4月23日(月)

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週末は出張だった。出張といっても受付で出席者名簿に丸をつけて、あとは便所に篭っているだけのお仕事だ。

それでも労働は労働。面倒なことに変わりはない。断固辞めたい。働きたくない。

もっとも面倒なのは人間関係。接点が増えるデメリット。

どんなに仲のいい友達、家族でも、毎日顔を合わせていれば地雷が増える。まして他人では。

予期せぬ地雷。

「愚痴を言われて困る」とボヤいていた人に「いや、そのガス抜きをしていることで色々回っているんだと思いますよ」と言ったら「なんで俺が奴らのガス抜きをしなきゃならないんだ!」とキレられた。

年寄りがキレやすい理由を本で読んだことがあるが、内容を覚えていないし、覚えていたとしても理解できない。

老害を受けるのも与えるのも御免被りたい。だから早めに地獄に堕ちたい。なお、墓石不要、戒名不要。

閑話休題

中島らもは『今夜、すべてのバーで』の中でこう書いている。

「教養」とは学歴のことではなく、「一人で時間をつぶせる技術」のことでもある。

出張先は男女比で女性が多いと言われるところだった。おまけに美人も多いと言うから盆と正月状態。

どうやらだいぶ教養がついてきたのか、あるいは老いたのか、余った時間はホテルで本を読んで過ごした。

「オナニーはするけど、やっぱ肌と肌の触れ合い? 幸せホルモンっていうの? やっぱそういうのがないと私ダメなタイプで一人でいるのは絶対無理系? いわゆる恋愛体質? なんだよねー」

「いや、それ、ただのヤリマンだから」

「えー? 違うよー。ピュアなの、寂しがり屋のうさぎちゃんなの」

「うさぎは下手な集団にいるとストレスで死ぬんだよ。うさぎに謝れ」

「ねぇ、謝ったら今晩泊めてくれる? 実は彼氏と、あ、彼氏韓国人なんだけど、喧嘩してて、帰れないんだよねー」

「色んな意味で帰れハムニダ」

閑話休題

4月23日(月)、有給休暇を取って平日休み。予定はない。たぶんどこかのカフェで本を読みながら、隕石かミサイルか運命が降ってくるのを待っている。そしてどれが降ってきてもクールに受け止めるつもりだ。

ただ、井上陽水よろしく、傘がない。

だから雨だけは降りませんように。

4月15日(日)

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 しばらく日記を書くのを休んでいた。

 理由は判で押したような毎日のことを、あたかも何かあったのように書くのが面倒になってしまったからだ。

 毎度のごとく「変わりたい」と思いながら行動しない自分。

 アパシー、無気力、野狐禅

 竹原ピストルはこう歌っている。「なんもやってねーでやってらんねーはねーだろ!」

 テレビで50代のネットカフェを寝床にする男性が取り上げられていた。薄い壁で仕切られた座って半畳寝て一畳のスペースで缶チューハイの晩酌が楽しみという彼。年齢的に日雇いの仕事の応募すら難しくなり、節約のために公園で野宿をしていた。夜になって気温が予想以上に下がり、寝付けない彼はベンチに座り虚空を見つめる。「何を考えているんですか?」の問いに彼は「何も考えていません。ぼーっとしているんです」

 アレ? ダレカニニテイルゾ??

 ディランはこう歌っている。「生きるのに忙しくなければ、死ぬのに忙しくなってしまう」

 日記を書かない間、久しぶりに絵を描いた。線を描くのも、illustratorを使うのも久しぶりだったが、なんとなく手が覚えていた。ツイッターに載せて「超可愛い」とかピチピチギャルからの反応があるかと期待したが、特になかった。

 ジョンドウはこう言った。「人に話しを聞いて欲しかったら、肩を叩いたぐらいではダメだ。ハンマーで殴りつけるんだ。そうすれば人は本気で耳を傾ける」

 そのうち禿げる。そのうち臭くなる。そのうち息絶える。今のうちに、今のうちに、今のうちに。

 今週末は九州へ出張がある。

 生きる。

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3月28日(水)

◯5時起床、17時退社。仕事ひと段落。

◯昨日はさすがに飲みすぎ、日中も体調が優れなかったので肝休日にした。

◯ここ最近、酒を飲んで寝るのが習慣になっておりうまく寝付けず、ヤマザキマリの漫画「スティーブ・ジョブズ」を読んで睡魔を待った。

◯その漫画の中で、ジョブズが講義で訪れた大学の生徒に「マリファナをやったことがあるやつはいるか?」と問い、人と同じことをしていても面白い発想は生まれないと思うエピソードがあった。別に薬をやりたいとは思わないけど、この考え方はイエスだ。退屈だと言っていても何も始まらない。虎穴にはいって血みどろになってでも何かを得るために動かなくてはならない。