日記

40代独男、転落の軌跡

3月13日(日)

◯6時起床、休日。

◯バレンタインデーに職場のおばちゃんから貰ったチョコのお返しを買うため日本橋のデパ地下へ。義理のお返し。千円以下で気の利いたものを探す。高級チョコレート店で同じ商品を大量に買っているオッサン。おそらく職場の女性が共同で買って配った義理でしかないチョコのお返しなんだろうが、それに対して倍以上の金額を払っているのではないだろうか。

◯彼女がいた頃もバレンタインデーは好きになれなかった。麦チョコレベルで満足する自分に、異国のショコラティエが作った一個が牛丼と同じ値段のチョコレートは豚に真珠。そのお返しに何も考えずデパ地下のホワイトデーコーナーで適当なものを買って返すと元彼女の反応は微妙。「何も考えず」の部分が悪いのはわかっているが、麦チョコサイズのスイーツ脳で何をどう考えろというのか。「誠意ってなんかね」と俺の中の文太菅原が言っていた。

◯今となっては反省とともにいい思い出だ。バレンタインデーは好きになれないと書いたが、来年のバレンタインデーに向けてこれだけは言いたい。ギブミー本命チョコレート。