日記

40代独男、転落の軌跡

3月31日(水)

◯6時起床、18時退社。

◯仕事。骨壺が納骨、もとい定年後再雇用されていた女性が退職。骨壺と冷戦状態だった働くママは大喜びだが、骨壺の担当していた仕事をやるのは働くママで、引き継ぎが全く行われていないのにどうするつもりなのだろうか。上もそれをわかっているのに放置して、いざとなれば俺にやらせればいいと考えているんだろう。バカばっかり。

◯確かに骨壺には仕事を教わった。しかしそれ以上に嫌な思いもさせられた。その度に口答えせずじっと耐えた。だから退職にあたり個人的に何か贈るとかはしなかった。礼儀のない奴と思われただろう。そのことに対しモヤモヤした気持ちになる、自分をよく見せたい己の業にロケットパンチ

◯送別会は乾杯、弁当程度だったが、日本酒を用意せよとの命令があり、予算もあるので近くの酒屋でおすすめしてもらった決して有名ではないお安い純米酒を準備。酒好きを豪語する老害たちにその酒にまつわるうんちくを提供してやるが、正月に買って冷蔵庫に残っていた獺祭を引っ張り出して「やっぱり獺祭のほうが旨いな」となる。席上には件の地獄手料理をご馳走してくれた役員の姿もあり、バカ舌のお前らに何がわかるのかと思った。

◯重要なのは何を飲むのかではない。誰と飲むのかだ。