◯4時起床、夏季休暇、平日休み、4連休の1日目。
◯せっかくの平日休みなのでどこかに行きたい。しかしなるべくお金は使いたくない。青春18きっぷは使えない。都内在中。往復2000円ぐらいの交通費で旅行気分を味わえないものか。
旅行といえば温泉ということで、「東京」「日帰り」「温泉」などのキーワードでネット検索し、ここに行くことにした。
秋川渓谷。
東京駅から片道920円。1時間30分ほどで最寄の武蔵五日市駅に着き、そこからバスで15分ほど(280円)のところに秋川渓谷はある。
自分の最寄駅からだと片道1000円以下、1時間ちょっとで行ける。8時すぎに部屋を出て、電車が混むこともなく、9時30分ごろには武蔵五日市駅に着いた。
旅行先で好きになれないバス移動。乗車の仕方や料金を支払うために小銭を用意しておかなければならない、車内で両替しなければならないなどちょっとしたストレス。でも、西東京バスはSuica(スイカ)が使える。乗車時、下車時にタッチで滞りなく武蔵五日市駅バス停から十里木(じゅうりき)バス停まで移動できた。
そこから歩いて数分、石船橋へ。都会の喧騒から離れ、自然に包まれた。空気がうまい。
林の中の散策路を進み、「秋川渓谷 潮音の湯」へ。無料の足湯もあるが、ここは入浴料金900円を払い、アルカリ性単純硫黄温泉に肩まで浸かる。
平日ということで人は少ないほうだと思うが、タイミングも悪かったのかガラガラというわけではなかった。露天風呂からの景色は下を覗くと渓谷は見えるが基本的には木々が見えるだけで決して絶景ではない。しかし、サウナ、備え付けのシャンプーやリンス、洗顔剤、化粧水に乳液もあり、それなりに満足。(写真は公式サイトより)
3時間の時間制限だったが40分ほどで上がり、休憩スペースへ。
幸いこの時期にしては気温もそこまで高くなかったので、外のテラスに設置されている無料のベットに寝っ転がり平日昼間の休日感を演出。
併設しているレストランで食事をとりながらビールでも飲みたいところだが、料金を見てスルー。 何か旅行気分を味わえるものはないかと物品販売コーナーへ。
缶ビールなども売っていたが喉の渇きは無料の水やお茶で満たされており、「秋川名物」と書かれた蕎麦が目に入る。価格も340円とレストランの「せいろそば」よりも安いし茹でずに食べられるということで購入、外のテーブル席で食べることにした。
コンビニ蕎麦のような「ほぐし水」が付いておらず手こずりながら食べたが、味は普通。しかし「名物食べた」という満足感はあり良かった。
帰りは施設前のバス停から駅まで戻った。武蔵五日市駅のコンビニNewDaysにはお土産コーナーもあり、最後まで旅行気分を味わえた。
「秋川渓谷 潮音の湯」は土日は駐車場が満車になるほど混むらしいが、東京都内に住んでいて、平日に休みにちょっとした旅行気分を味わいたいという人にはオススメ。