日記

40代独男、転落の軌跡

6月6日(水)

 人間、生きていれば臭うものである。

 問題はそれが一過性のものか、持続的なものかだ。

 仕事関係に臭いにうるさい人がいて、通勤や外出先で嗅いだ人の口臭や体臭が不快だとボヤかれる。その人は自他共に認める無臭な人なので文句を言う権利はあるのかもしれない。

 今日、そんな人から「たまにあなたも臭いときあるよね」と言われた。自分は別に己を無臭だと思っていないし、前日飲んだ酒やつまみの臭いがどんなに気をつけても残っていると思われるので平謝りなのだが、その人はわかっていない。

 自他共に認める無臭なあなたでも、臭うときがあるのだ。体調が原因なのか昼飯が原因なのか知らないが、臭うときは臭っている。コーヒーを飲んだ後なら口からコーヒーの匂いが口臭として発射されている。

 そういうことはカウントせずに、臭っても一時的で、その他香水等の匂いすらしないので周りから「無臭」と言われているのだ。「たまに臭い」のが私なら、あなたも「たまに臭い」あなたなのだ。

 なお、普段無臭の人が臭いを発していると無意識のせいでことのほか臭いということをお忘れなく。