日記

40代独男、転落の軌跡

12月14(月)

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 12月13日日曜日、曇り時々雨、休日。雨の日の定番コース、東京駅へ行き、ぐるっと回った以外は何もしなかった。
 
 ここ数日の読書の結果、人に対する思い込みや偏見をやめるようなった。するとなんとなくストレスが減った気がする。
 
 たとえば前なら週末牛丼屋で食事を愉しむ家族連れを見たとき「週末のディナーが牛丼って不幸だな」と思っていた。でもそれは間違いだった。なぜなら、もしかしたらその家族連れは毎日食べることにも困っていて、やっとの贅沢で牛丼を食べにきて幸福なのかもしれない、あるいは凄い金持ちで、子供がテレビCMで見た牛丼というものを食べてみたいと言って、いつものステーキではなく牛丼を食べに来ただけかもしれないから。
 
 でもその家族連れに「幸せですか?」と訊いて「はい、幸せです」と言われても信じない。だって嘘をついているかもしれないから。だからといってこの人嘘をついているなという決めつけもしない。だってそれは本人にしかわからないから。いや、本人にも本当に幸せかどうかわからないかもしれない。
 
 こんなふうに、他人のことはどうやってもわからないと考えるようになってから、人に対していい意味で無関心になった。
 
 なるべくこの考え方を続けていきたい。