日記

40代独男、転落の軌跡

12月4日(金)

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 12月4日金曜日、代休とっての休日、冬晴れ、4時起床。予定はない。時間とお金を天秤にかけるような考え方があるけど、それでいうならこの連休、自分はドブに金を捨てているというわけだ。
 
 東京に住んでると自家用車が必要ない。でもその分、電車での移動にはお金がかかる。たとえば一杯700円のラーメンを食べるのに電車を乗り継いで行けば、交通費だけでラーメンの値段を超えるなんてことは普通にある。もちろん車があれば駐車代やガソリン代などの維持費がかかるからどっちが得かなんていえないんだけど、電車賃を払うと損した気分になるのは自分がケチなのか?
 
 図書館で本を借りた後、吉祥寺、池袋に行き街をフラついた。平日の街の人の少なさに得した気分になった。少ないとはいえ何人、何百人という人という人とすれ違った。でもコンタクトレンズのビラ配り以外に自分の姿は見えないようで、幽霊になったみたいだった。
 
 幽霊の眼で街行くカップルを見ると「何であなたたちは付き合ってるんですか?」ってのが結構いる。金? 愛? 運命?
 
 どんなに金を持っている男にでも手に入れられないものは「誰かを愛している女」なんて昔ドラマのセリフにあった。理想の異性と会える確率は28万5千分の1らしい。ホンモノノアイダトイイデスネ。
 
 3時頃には部屋に戻り、料理をしながら酒を飲んだらいつの間にか寝ていた。デジタル時計が6時を表示したとき目覚めて、何時間寝ていたんだとか、もっと時間を有効に使うべきだったと後悔したけど、朝の6時ではなく夕方の6時だったと気づいて笑えた。もちろんその後の時間は無駄に過ごした。