日記

40代独男、転落の軌跡

5月11日

三浦綾子の『氷点』に『日記を三年続けて書いた人間は、将来何かを成す人間である。十年続けて書いた人間はすでに何かを成した人間である。』なんて書いてあったけど、本当にそうだと思う。ブログで毎日近況報告してる人はすごいと思う。ご覧のとおり、自分は3日と続かない。だから何も成せない。

◯仕事のある平日でも平均して18時半には部屋に帰ることができる。普通の勤め人に比べればかなり早いほうだろう。しかしここ2年ほど、その余裕ある夜の時間を有効活用できていない。オナって寝るだけ。いや、オナればまだマシなほう。疲れてもいないのに寝る、寝る、寝る。ただ意味なく寝る。そして寝てるだけの日々に自己嫌悪。眠れないのは鬱だが、寝すぎるも鬱らしい。

◯読書が趣味という人が『人間失格』とか『こころ』を読んでないと、よくそれで読書が趣味とか言えるな、と思う。同じように趣味が映画鑑賞という人が『七人の侍』を観てないと、よくそれで映画鑑賞が趣味とか言えるな、と思う。ちなみに自分は読書も映画鑑賞も趣味とは言わない。「え、村上春樹読んでないのに読書が趣味とかよく言えるね」とか言われたくないし。ま、全著作読んでるけどね。

◯何事も20分ぐらいしか集中力がもたない(もっとも昔から集中力はないほうだったわけだが)。だから最近は20分何かをしたら、20分何かをして、また20分したら何かをするというサイクルで何かをしている。しかしこれだと充実感は得られない。あ、20分経った。